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伊勢崎陣屋

かつて廓があった場所
P1020060.jpg

築城年:1681年(天和元年)
築城者:酒井忠寛
所在地:群馬県伊勢崎市曲輪町


 ここはかつて伊勢崎陣屋のあった場所である。遺構は特になく、川沿いの地形がかつての郭の存在をを偲ばせるのみである。
 伊勢崎藩は2万石なので陣屋とされているが(3万石以下の大名は城を持たない)、縄張り図をみるとかなり重厚な造りであり、有事の際は十分城郭として機能する構造をもっていた。兵を隠しておいて、城門に迫り来る敵兵を奇襲させるための「隠し郭」まであったほどである。こうした構造のためか、北西に20mほどの幅をとった入口を設け、幕府に対して城ではなくあくまで陣屋造りであることを表明していたようである。
 伊勢崎藩は稲垣長茂が1万石の初代藩主として入封したことに始まり、稲垣氏転封後は酒井忠世が入封。忠世が前橋に移ると前橋藩に編入された。その後、忠世の子の酒井忠能は2万2500石を分与され伊勢崎藩主となったが、1662年(寛文2年)に忠能は信濃小諸藩に移封され伊勢崎藩は廃藩になてしまう。1681年(天和元年)に酒井忠清の三男酒井忠寛が伊勢崎2万石を分与され、再び伊勢崎藩が成立した。この陣屋はこの時に作られたものである。伊勢崎藩は代々酒井氏が継ぎ、明治維新に至った。


参考文献:『日本城郭大系』 新人物往来社
       山崎一 『群馬県古城塁址の研究 上巻』 群馬県文化事業振興会


文責:田中



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